大事な大事な自律神経について
コロナの影響で自粛、環境の変化などでストレスが増えてきました。
今回はストレスと関係の深い、自律神経について解説します。
・自律神経って何?
本人の意思とは関係なく、呼吸、血液循環、体温調整、消化・排泄、生殖、免疫など
内外の刺激に対して、無意識に反応し内臓などを調節してくれている神経です。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経
活動する神経と言われ、体の動きを活発にします。
昼の間の活動的な時に活発になります。
血圧があがり、瞳孔が拡大して、興奮状態になります。
副交感神経
休む神経と言われ、夜間やリラックスしている時に活発になります。
血圧が下がり、心拍数は減少、瞳孔は収縮し、休んでいる状態になります。
・自律神経が乱れるとどうなる?
活発にする交感神経と、休ませる副交感神経のバランスが乱れると、心身に支障をきたします。
「自律神経失調症」になる事もあります。
全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足の痺れ、動悸、不整脈、めまい、不眠
下痢、便秘、倦怠感、生理不順、などなど沢山の症状が引き起こされます。
また精神症状として、イライラ、不安、恐怖心、記憶力低下、集中力低下、やる気が出ない、落ち込む
など様々です。
・乱れる原因は?
①生活リズムの乱れ
②肉体的・精神的ストレス
③過労
このような原因が自律神経の働きを乱れさせます。
特に、真面目で几帳面、神経過敏なタイプの方に多くみられます。
・予防策
ストレス社会と言われる現代では、交感神経が過剰に働いている事が多いです。
心を穏やかにして、副交感神経が優位に働くようにしましょう。
①ライフスタイルを見直す。
規則正しい生活を心がけましょう。睡眠時間を決める。一定の時間の感覚で食事をとる。
睡眠の質を良くする。
②気持ちが穏やかになる音楽を聴く
気分が落ち着く音楽を聴きましょう。音楽療法などもあります。
③栄養を取る
睡眠の質を良くするために、トリプトファンを含む食事を取る。
お米、ゴマ、バナナ、など
カルシウムには神経の伝達に重要な役割を持ちます。神経細胞の興奮を抑える作用もあります。
牛乳、小松菜、など
ビタミンC,A,E
パプリカ、レモン、レバー、アーモンド、など
今は、コロナに対する不安や、仕事での人間関係、不規則な生活などで
自律神経が乱れやすい社会になっています。
皆さんも、自分なりの心を穏やかにする方法を見つけ、
健康に過ごしましょう。
当院は皆さんの健康をサポート致します。
うつ病・自律神経失調症専門
よこやま鍼灸整体院
場所:京都市右京区西院巽町37-1 TAKE7 405号
阪急京都線「西院駅」徒歩約3分
土曜、祝日診療中
TEL:070-6920-1809
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